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みつおのボヤキ

   

2015年10月28日

池浦さんのパソコン風景

みつおのボヤキがなかなか更新されないというのでボクが更新したのがすでに一週間前。池浦さんにばかり文句は言えないな、と思いながら久しぶりの更新です。

  

前回は池浦さんとのことを記事にしたのですが、池浦さんの状況がわかりづらいとの指摘を同僚の職員に受けました。ではどう伝えればいいのか?

   

はじめて会った時の印象は。手足を車いすに固定した状態であごで電動車いすを操作している姿に、オッという驚き。話すと、ボクはうまく聞き取れず、馴れるまでは何度も聞き返す羽目に。こちらが諦めなければ池浦さんも諦めることはなし。何度も同じ言葉を繰り返したり、別方向から言葉が特定できるようにヒントを与えてくれたりしながら話をしてくれます。

   

食事や衣類の着脱など生活介助が必要な方なのですが、ふがいないボクの多少の失敗は大目に見てくれます。怒られるのは真剣に向き合わない時。当然のことです。年齢が池浦さんが五つ上ということもあり、ボクも半分なれなれしく甘えているのかもしれません。接するたびに、何となく支援とか対等とかそんなことを思い浮かべたりします。

今はインターネットでの買い物でクレジットカードが利用できるようにするために、二人で奮闘中です。


   

2015年10月20日

みつおのボヤキがなかなか更新されないので、最近(でもないけれど)あった出来事を紹介します。それは池浦さんと自作パソコンを作った時の話です。

  

最初に自作のパソコンを製作したのはもう2年程前のこと(今年はもう一台の自作パソコンが作業所で活躍しています)。そのとき、ボク自身多少は自作パソコンづくりに興味を持ってはいたものの初めてのことでもあり、果たして完成にこぎつけることができるのか不安がなかったわけではありません。

自作パソコンを製作する場合、最初にぶつかる壁が部品を揃えること。相性の問題があって、必要な部品を好きに集めて良いというわけではありません。池浦さんはあごひとつでパソコンを操作します。オペナビというソフトを使って。両手指を使ってパソコンを操作するのと違って、あごだけでマウスの移動や文字入力などの操作をするのは知識とともに、根気も必要になるのでは?そんな中、インターネットで丹念に情報を集める姿に少しの驚きと感動。

材料集めの段階でああだこうだとやりとりして、段々と自作パソコン製作のイメージをボクの中に形作っていったのは池浦さんのチカラ。どっちが職員なんだかと思いながらボクは黙ってついていきます。

それから実際の製作にとりかかった日。池浦さん自身は手足とも動かせず、顔の位置も固定した高さからしか製作現場を見ることはできません。パソコンの自作に詳しくないボクを相手に見る方向を微妙に変えながら(きっと手を出せないもどかしさをいっぱい感じながら)、その部品はこっち、これはあっち。二人でわからないときはいくつかのやり方を試しながら、数時間後に、後付けする部品以外完成。OSのインストールまですすむことができました。

今回の二人での自作パソコン製作でちょっとだけ凄いなと思ったのは、池浦さんが自分では手足を動かせず、十分にパソコンの中を観察しながら製作指揮をとることもできない中で、知識をフル活用して、時には(そこはこうなってない?みたいな)想像も交えながら、ボクに製作の指示を与えつつ完成させたことです。製作後の池浦さんの「できたね」の余裕あるクールな一言はかっこよく見えたかも?です。